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更新日:
2011年2月19日
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◎ペーパー・チキン(Paper Chicken)
鶏肉の紙包み揚げ。
「ペーパー・チキン(Paper Chicken)」とは、翻訳すれば「紙の鶏」です。一体、何のことか、どんな料理か分かりません。シンガポールの人に、「ペーパー・チキンは食べたことありますか?」と聞かれたので、「いいえ、何ですか?それ?」と聞いたところ、「じゃあ、食べに行きましょう!」ということで連れて行ってもらいました。
結構、場所が遠いとのことで、車で30分くらいも走ったでしょうか、住宅街の入口にある中華料理屋さんという感じのお店に到着しました。ペーパー・チキンはリトル・インディアのはずれ、キッチャナロード(Kichener Road)にある喜臨門大飯店(Hillman Restaurant)というお店の名物料理なのだそうです。ペーパー・チキンが有名なお店ですが、本当は広東料理の店だそうです。
ペーパー・チキンは、生姜と醤油ベースの特製ダレに漬け込んで下味をつけた鶏肉を、特殊な紙に包んで揚げた料理です。紙に包むことで余分な脂が抜け、ふんわりと柔らかい蒸し焼きになり、鶏肉の旨味を堪能できる料理です。鶏肉は、鶏肉の唐揚げに使われるくらい、厚みがあるのですが、非常に柔らかくなっており、また、肉汁たっぷりで美味しいのです。
噂では、このペーパー・チキンの作り方の詳細はマスターしか知らず、何と、奥さんにも教えていないそうです。また、鶏肉を包む紙は、わざわざ中国から取り寄せているのだそうです。見た目は、簡単そうな料理ですが、タレの製法、漬け方、浸け時間、包み紙、油、揚げる温度など、秘伝の方法があるのでしょうか。
下の写真のように、紙がついた状態で出されますので、食べる時に紙を取ることを忘れてはいけません。また、鶏の皮が紙にくっついて、とれなくなってしまったりしますが、気にしません。その皮を剥がして食べると、また美味しいのです。シンガポールに行ったら、是非、一度は食べたい料理です。
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